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長谷川慶太郎




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2015 長谷川慶太郎の大局を読む

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  • 著者:長谷川慶太郎
  • 出版社:李白社/徳間書店
  • ISBN:9784198638481
  • 発売日:2014年9月18日
  • 1600円(税別)

<内容>


毎年恒例の「大局を読む」シリーズ。2014年大胆にも朝鮮・中国の崩壊を予測した著者がその後の最新の朝鮮(韓国、北朝鮮)・中国情勢に加え金融緩和縮小を解除したアメリカ経済の今後、2015年の2回目の消費税上げを狙う安倍政権のアベノミクスの行方、デフレに陥ってゆくユーロの動向、そして巷間ささやかれ始めた国債暴落によるハイパーインフレについて詳細に解析する。

<目次>

まえがき


第一章 国債暴落でハイパーインフレになるのか?


日銀の量的緩和と日本国債との相関関係
持続的な経済成長を実現することで国の財政再建を目指すアベノミクス
常識破りの異次元の金融緩和を理解できない人の的外れの批判
だぶつく長期資金の下で日銀が国債の買い取りをやめない理由
量的緩和の出口戦略の採用と追加の金融緩和の必要性
財政赤字削減のための「入るを量って出ずるを制す」
デフレ時代における世界全体の税制の流れに沿った消費税増税


2年目のアベノミクスを取り巻く経済情勢
2013年度の巨額の貿易赤字は日本経済に何の影響も与えない
日米協議が難航しても日本抜きでTPPがスタートすることはありえない
東京を金融特区にすれば金融取引や税負担の面で事業活動が容易になる
大阪都構想も実現できない関西圏を経済力で東京が圧倒するようになった理由
原発停止によるコスト増の影響と再生可能エネルギーの可能性をさぐる


投資家は金融商品にどう対応すればいいか?
資金運用の実務を知らない者が年金積立金を株式に投じても必ず失敗する
財務官僚の発想のために使いにくいNISAの非課税枠を思い切って拡大せよ
利益を上げられる株式の銘柄を選ぶための3つの条件とは何か?


注目すべき日本企業の現状と今後
世界市場を目指して展開していく三菱日立パワーシステムズの将来性
仏アルストム買収が不発でも世界で大きな地位を占める日本の重電メーカー
グローバル市場を見据えたサントリーの巨額買収と外部人材の社長招聘
外部から来た新社長の手腕が問われる顧客情報が漏洩したベネッセの今後
日本の大企業も外部から経営者を入れないとやっていけない時代になった
「濡れ手で粟」の投機にのめりこむのがソフトバンク孫正義社長のビジネス
虎ノ門ヒルズの華々しい開業の一方で経営の先行きが懸念される森ビル
日本の人口が減少するなかで対照的な現状にある東京海上と第一生命
再建したかに見える日本航空で次に必要なのはLCCを推進する経営者
地方空港を活用する航空行政が固まっていないのは政治の責任
金融業に専念すべきソニーとメーカーをやめられないパナソニック
三菱重工と川重が力強く牽引していくこれからの日本の航空産業
先進工業国しか開発・生産・運用ができない金属原料の3Dプリンター



第二章 好調アメリカ経済の光と影


上昇気流に乗ったアメリカ経済
消費低迷は豪雪で経済活動が停滞した影響での一時的な現象にすぎない
好調な雇用者数の増加が景気回復をはっきりと示している
米国経済の実態を正しく反映していない新築住宅販売の落ち込み


量的緩和とゼロ金利を終了する時期
長期間にわたってアメリカの株価上昇を支えてきたのが大規模な量的緩和
ゼロ金利終了はシェールガス革命が進行するアメリカ経済の動向次第
アメリカ経済の弱点は財政赤字と富裕層・貧困層との二極化
オバマ政権が力をなくしても世界中からくる移民がアメリカ経済を守り立てる



第三章 軍事専門家から見た北朝鮮・ウクライナ・中東


とまらない北朝鮮崩壊へのカウントダウン
進退窮まった北朝鮮が日本に擦り寄ってきて急展開してきた日朝交渉
習近平に見捨てられた北朝鮮が向かうのは国家崩壊への道
安倍首相が直接北朝鮮を訪問して多くの日本人被害者を連れ帰ってくる
朝鮮半島をめぐる四ヵ国の勢力バランスが崩れて浮上してきた日本の強い立場


これだけは知っておきたい集団的自衛権と自衛隊の海外派兵
集団的自衛権行使容認のために解釈改憲の閣議決定を行った安倍政権
憲法と財政面の制約があって本格的な自衛隊の海外派兵はできない
沖縄での選挙結果にかかわらず普天間基地の移設は進んでいく
自衛隊機への異常接近でわかる中国空軍パイロットの低い力量
米軍が尖閣諸島を防衛するというオバマの確約が中国への大打撃となった


ウクライナ危機で欧米とロシアはどこまで対立するか
クリミア半島併合宣言で悪化したロシアと欧米諸国との関係
ライフラインの遮断はクリミアに住む人々にとって死活問題
撃墜されたマレーシア航空機がウクライナ問題にもたらす影響


ゲリラとの戦いになっている中東紛争
イラクのゲリラを抑えるには軍事力ではなく警察力を強化しなければならない
ハマスのミサイル攻撃をきっかけにガザへと地上侵攻したイスラエル軍
国民同士の相互理解を促す情報化が進んでいるのに戦争が起こるはずがない



第四章 中国と韓国の超最新動向


経済危機と権力闘争が中国崩壊を早める
南シナ海でベトナム船に体当たりした中国南海艦隊の目的とは
お互いに顔を立て合った上海での習近平とプーチンの共同声明
北京の南部にある都市で連日鳴り響いている爆発音
国の崩壊を見越して日本を利用している中国の観光客と大手国営企業
中国共産党内部の権力闘争が激化するきっかけとなりうる周永康の摘発
七軍区の国家と台湾とで形成される中華共和国連邦
中国が崩壊すれば沖縄が東アジアの人と物の流れの一大拠点となる


サムスンが変だ!国も企業も試練に直面する韓国
渋滞する高速道路が使えないために起こった韓国フェリー船事故
韓国の大企業サムスンにもソニーやパナソニックと同じ運命が待っている
従軍慰安婦の捏造記事を30年以上経ってやっと取り消した朝日新聞



第五章 停滞続く新興億とEU


資源価格が下がって苦しむ新興国
ロシアの天然ガス供給に大打撃を与えるヨーロッパのシェールガス
ブラジルには実現性ゼロのBRICS開発銀行より日本との経済的連携が重要


ヨーロッパ諸国と好調ドイツ
反EU政党が躍進した欧州議会選挙とEU加盟国での財政支出削減
アナウンス効果を狙っただけにすぎないECBによる逆金利の導入
経済絶好調のドイツは2015年に財政均衡と赤字国債発行停止を実現

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