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長谷川慶太郎




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新興国 中・韓・印・露・ブラジル経済総くずれ

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  • 著者:中原圭介
  • 出版社:李白社/徳間書店
  • ISBN9784198636777
  • 発売日:2013年9月21日
  • 1500円(税込)

<内容>


個人消費が戻ってきた米国経済。アベノミクスで元気になってきた日本経済。しかし、ここに来て中国・韓国・インド・ロシア・ブラジルら新興国経済に赤信号がともりだした。投資資金の流失→インフレ→株→社会不安......。世界経済の波乱要因にはたして日・米両国は支えきれるか!?著者は言う。「新興国投資は即刻やめなさい!」。

<目次>

プロローグ

第1章 世界経済の現状を俯瞰する

資源価格に頼り製造業を育てなかったロシアとブラジル
世界経済最大のリスク要因・中国
アメリカの格差拡大を緩和するシェール革命
庶民の生活を知らないアメリカの経済学者
インフレが続いた本当の理由
アメリカの雇用復活の裏側
リフレ派に悪用されるケインズ政策

第2章 壮大なる実験国家中国の敗北

絶望的な腐敗社会をつくりだした張本人は誰か?
賄賂を受け取らなければ共産党員ではない
汚職天国のカラクリ
いまや世界常識?公表数字のウソ
衝撃的な格差拡大を表すジニ係数0.61
四大国有銀行が抱える不良債権はどこへ消えてしまったのか?
突然の金融引き締めで人民の媚を売った習近平国家主席
国民1人当たりGDP1万ドルで独裁政権崩壊
ケインズ政策の本当の狙いとは?
付加価値貿易でみる対中ビジネス
増える一方の進出企業のコスト負担
様変わりする共産党のシビリアンコントロール
なぜオスプレイは日本配備するのか
中国リスクに超鈍感な日本の大企業
活かさず殺さずがアメリカの対中戦略

第3章 資源バブルにあぐらをかいたブラジルとロシアの悲劇

"ネコの目"金融政策
借金経済には必ず落とし穴が待ち受けている
シェール革命が引き起こす資源輸出の玉突き現象
今後5年以内に天然ガス・石油の価格は半値になる
中東リスク収束後におとずれる資源余剰時代
インフレ下の景気後退では中央銀行は何もできない
政治の貧しさが国民を苦難に陥れる
ブラジル経済は2016年のリオ五輪まではもたない
コスト高で成り立たないバイオエタノール製造
ブラジル大手銀行のサブプライムローン並みに危ない融資
独裁主義から専制主義へと変わったプーチン政権
没落は必至!!ブラジルとロシア
欧州市場で主導権を失うロシア産天然ガス
プーチン大統領の外交攻勢の真意

第4章 まだら模様のインド、韓国、東南アジア

シェール革命の恩恵を受ける新興国はインド
インドが抱えるカースト制度の弊害
優秀な人材の流出が止まらない
北京より「PM2.5」の数値がひどいムンバイ
円安ウォン高に苦しむ韓国経済
サムスン一人勝ちという危険この上ない状況
グローバル企業がもたらす災厄
補助金が生み出した見せかけの繁栄
燃料費値上げと補助金削減を断行したインドネシア
アジア通貨危機の再来はない
家計の債務が急増中の東南アジア諸国

第5章 中国に代わってアメリカが「世界の工場」になる

見かけだけの失業低下
雇用改善の原動力となるシェール革命
当面はさらに進む格差拡大
貧困大国となったアメリカ
デトロイト市の破綻が示す地方の窮状
3段階になるFRBの出口戦略
TPPに対する誤解を解く
アメリカが世界のインフレを終わらせる
健全なデフレがすべての人の見方を変える
「多極化の時代」の終わり、「アメリカ一極の時代」の復活

第6章 ドイツ一強時代が続く欧州

ドイツが一強になったわけとは
ユーロの価値は国によって異なるものだ
「FISH」の混迷で袋小路にはまった欧州
オランド政権で没落が始まったフランス
インフレの怖さを学校で教え込むドイツ
三重の不況が折り重なる欧州復活は遠い

第7章 こうすれば日本は成長できる

インフレ目標政策は失敗したほうがいい
2%インフレ目標達成ならば日本売り一色になる
日本の農業には企業のノウハウが必要だ
日本は観光大国になれるポテンシャルを持っている
競争がなければ医療もゾンビ産業になってしまう
日本の医療は「株式会社化」で激変する
成長戦略のもうひとつの本丸
ブラック企業を量産しかねないアベノミクス
日本がアメリカより国民生活が健全なのはデフレのおかげ

エピローグ

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