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長谷川慶太郎




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「死は大事な仕事」しっかり死ぬということ

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  • 著者:ひろさちや/中村仁一
  • 出版社:李白社/ビジネス社
  • ISBN9784828416915
  • 発売日:2012年12月20日
  • 1300円(税込)

<内容>

「生殖を終わった人間は無駄な治療はしないで従容と死になさい」と説く40年間死を見つめてきた中村仁一医師。「なすがままに生き、なすがままに死ぬ。死に際して医療の世話になってはならない」と語る宗教学者のひろさちや。人間の生死の極限を覗い二人だから言える「人間の死に方」「医療の傲慢」そして残されたものたちへの辛らつだがためになる「アドバイス」。最後の死に方が人間にとって一番大事。終わりよければ人生全て良し。

<目次>

まえがき

第1章 医療は前面依存から限定利用へ
簡単に医者にかかれる時代が招いたもの
征と死は"同居"している
検査結果の数値を過大視する日本人
少数異常と価値異常
無形のモノに価値を認めない日本人
医師として失格者だった森鴎外
医者が患者を引きずり回している医療現場
医療側による情報操作
医療制度を崩壊寸前まで追い込んだのは医療者側
始末に悪い専門医の習性
儲け主義には走らない勤務医
患者の死ぬ日を言い当てるのが名医だった
治らないものが治ることは絶対にない
老人に押しかかる健康圧力
生活習慣病の名付け親はあの人
「患者をみるな、病気をみよ」の真意
限定利用の意識に目覚めよ

第2章 専門医全盛時代という不幸
「あくせく、いらいら、がつがつ」と生きる日本人
健康に振り回されるな
特別権力関係になっている医者と患者
やりたい方向へ誘導する医者
救命と延命の区別がつかない
尊厳死に関する法的規定のない日本の悲劇
脳死は殺人
脳死の段階でようやく議論が起きた日本の異常さ
海外に臓器移植で出て行く人たちに覚悟はあるのか?
人生と生活を"混同"する日本人
正しいインフォームド・コンセントが行われていない日本人
老人ホーム医師の格付け
専門医のほうが総合医よりも格上という誤解
あとは知ったこっちゃない専門医
知恵を発揮できない日本の医学
EBMのガイドラインに絶対服従の理由
発達したのはテクニックだけだった
助かることしか考えていない患者
薬を出さない医者がいい医者

第3章 薬をほしがる日本人
医者本来の仕事は診断にあり
「WEATHER」の語源
薬とは本来は毒物
薬を余計に飲んでも早くよくはならない
病気を治す主役は本人の自然治癒力
西洋医学一辺倒になってしまった日本
哲学を学ぶ場を持たない日本の医学部は異常
西洋医学の決定的な誤り
「症」と「証」の差異
何かあったらすぐに医者、ではダメ
アテにならない定期健診の結果
肝炎も一年で自然治癒する
完全治癒を遅らせることになる薬の服用
統計のマジックがまかりとおる新薬の世界
医療界の常套手段
いつの世もはびこるまやかしの統計
日本は「超多剤投与」国家である

第4章早期発見、早期治療はウソ
誤解される早期発見、早期治療
一生付き合っていくしかない生活習慣病
老いを病にすりかえるメリット
本当は早期発見、長期治療
体が送ってくるサインに従えばいい
手始めは薬を飲まずに様子をみること
薬を飲む人の個体差
年をとればたいていの病気も完治はしない
病気を治そうとするな、仲良くしなさい
病気と格闘することで生まれる人生の空白期間

第5章がんに完治はあるか
がんには転移するものとしないものがある
がんを知らないほうが幸せ
80歳以上の人間は二人に一人はがんを持っている
がん死がいちばんのお勧めの理由
治癒率が高い陽気ながん患者
強力な発がん性を持っている抗がん剤
日本とはがんの判断基準が異なるヨーロッパ
「がん検診で早期発見」はまやかし
全廃された乳がんの摘出手術
痛みは生きている証拠
放置を決めれば、調べる必要なし
抗がん剤の承認基準のトリック
がんとモルヒネ

第6章アンチエイジングという幻想
病気は悪妻だと思って付き合う
自分が楽になる見方をすればいい
アンチエイジングなんて真っ赤なウソ
多大な迷惑をかけているスーパー健康老人
前立腺がんのPSA検査は不要
だらだらと「死」を先送りするだけの医療

第7章 死ぬ仕事を忘れた日本人
キュアとケアとヒール
在宅ケアが流行っているのは医師側のふところ事情
ケアの概念で動いているナイジェリアの医療
人間は大きな慈悲の心でないと救われない
君の命は誰のもの?
子どもは仏様からの預かりものである
本来の「空」に戻っていくことが死
西洋人と東洋人の死生観の違い
少欲知足に尽きる
死ぬという大事な仕事
お浄土に持っていくお土産
死のサインが出始めたときから死ぬ仕事に取り組む
遺産となっている親父の死にっぷり
日本中にあふれ返るひ弱な人間
苦しみを減らそうだなんて厚かましいぞ!

あとがき

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