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日本人て、なんですか?

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  • 著者:竹田恒泰/呉善花
  • 出版社:李白社
  • ISBN9784828416496
  • 発売日:10月21日
  • 1500円(税込)

【内容】

●震災で、改めて日本人の凄さが証明された

呉善花氏は、東日本大震災後の日本人の姿を見て、
「やはりこの国の人は素晴らしい」と改めて実感したという。
こうした災害の場合、韓国ではパニックに陥るだろうし、
血縁が救助優先になっているだろうと指摘する。
一方、竹田氏は公のために生きようとする気持が薄れてきてしまった日本の若者に対し、
この地震で大切なものに気づかされたのではないかと感じている。
また、石原都知事の「天罰」発言に対して、これまで日本人が忘れてしまった
人との絆や助け合いの精神への天の警鐘として受け止めるべきだという意見で一致している。
いずれにせよ、この震災で自然を受け入れる日本人の姿が
世界に注目されたことは間違いない。

●天皇・皇后両陛下の被災地訪問に涙するのはなぜ?

震災後、被災地を訪問された天皇・皇后両陛下に対して、
被災された多くの方が涙を流した。これは日本人が日本人ゆえんだろう。
皇室竹田家に生まれ、明治天皇の玄孫にあたる竹田氏は、
大学で天皇と憲法に関する『特殊憲法学』を教えている。
氏は日本の天皇の起源について語り、天皇がなぜ神(アラヒトガミ)なのか、
なぜ天皇に神秘性が必要なのかを語る。
一方、呉氏は韓国の大統領が父(父権)であるなら天皇は母であると論じる。
これは欧米の王権とも違う。
日本史上、天皇が直接統治をした時代はほとんどないといっていい。
そんな天皇が、日本人の心性に対してどういう位置づけを持っているのか。
「天皇と日本人」が両者によって展開していく。

●「日本・八百万の神」VS「韓国・キリスト教」

日本には八百万の神がいるが、キリスト教の多い韓国では、
日本の八百万の神は邪鬼と言われ、早く退治しないとならない存在だという呉氏。
しかし、日本のこうしたアニミズム信仰こそがアジアで最初に高度な近代化を遂げ、
世界有数の科学技術立国となり、経済大国となったのだという。

竹田氏は、日本人のアニミズム信仰は、物を生き物のように扱い、
それが礼儀にも現れているという。これからは精神的な豊かさが求められる時代。
両者ともに、日本のカッコよさが世界に認められていることを感じている。
ならば、そうした日本のカッコよさを世界にどうアピールしていくか、
それぞれの考えを展開していく。

【著者プロフィール】

竹田恒泰(たけだ・つねやす)
1975年旧皇族竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。
慶應義塾大学法学部卒業。専門は憲法学・史学。
慶應義塾大学法科研究科講師(憲法学)として
『特殊憲法学(天皇と憲法)』を担当する。
2006年『語られなかった皇族たちの真実』で第15回山本七平賞受賞。
著書に『怨霊になった天皇』『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』
『現代語古事記』『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』他多数あり。

呉善花(お・そんふぁ)
1956年韓国生まれ。大東文化大学(英語学)卒業後、
東京外国語大学地域研究科修士課程(北米地域研究)修了。
拓殖大学国際開発学部教授。韓国時代に4年間の軍隊経験有り。
東京外国語大学大学院時代に発表した『スカート風』が大ベストセラーに。
『攘夷の韓国 開国の日本』で第5回山本七平賞受賞。
著書に『私は、いかにして「日本信徒」となったか』
『「日帝」だけでは歴史は語れない』『売国奴』(共著)他多数あり。

【目次】

まえがき 竹田恒泰

第一章 自然の猛威と日本人

東日本大震災で発揮された底力の秘密
被災地への冷静さへの感動
すぐに自力救済へと動いた村落
血縁優先、他人は二の次となりやすい韓国
自分よりも困っている人を助けてほしい
若者たちに見られる大きな変化
ようやく気づいた人の絆、家族の絆
石原都知事の「天罰」発言の真意
誰のせいにもしない日本人
東北という地域の精神性
政府の対応、今後の課題
リーダーシップの確立と隠蔽体質の克服を
被災地の明るさ、仕事への意欲
改元の史叢と世直しの思想

第二章 日本人が発明した融合思想

イデオロギー対立を越える未来性
神様を強くするのも弱くするのも人間しだい
調和と融合、他者を思いやる心
和からはじまった国、合議制で成立した国
八百万の神々と神が宿るという信仰
物を生き物のように扱う日本人
日本には縄文時代以来の歴史がある
宗教の自由を求めていた大和王朝
平和だったから職人文化、庶民文化の花が咲いた
ここが違う韓国と日本の礼儀正しさ
日本は儒教をどうのように受け入れたか
釈迦の教えの原点が生きている日本仏教
韓国のキリスト教と自然観
日本を見直し、日本を探す時代
古きよき日本を取り戻す絶好のチャンス

第三章 天皇の権威と皇室の「適応性」

2000年の存続を可能にしたもの
日本の天皇、韓国の大統領
天皇が直接政治を執った時代はわずかしかない
天皇が神であるという意味
女の霊力と女神信仰
男性皇族の役割、女性皇族の役割
イギリス王室の危うさ
皇室が失ってはならない神秘性
権威への崇拝と権力への服従
君民一体という日本人の姿
皇室の適応性
騎馬民族は日本を征服しなかった
弥生時代に大量の渡来人はなかった

第四章 海外からの視線、海外への視線

学ぶべきもの、とんでもないもの
海の彼方の常世国への信仰
日本にしかない「オカミさん文化」
外国文化吸収力のすさまじさ
作りかえる力、アレンジする力
軸は1つの韓国、1つの軸にとらわれない日本
式年遷宮に見る伝統技術の継承
伝統技術者には自然生命の声を聞く能力がある
技術が生み出す子ども、一生が修業の伝統技術者
幕末に来日した西洋人は日本人の何に驚いたのか
日本ほど安全な国はない
日本は恥の文化とはいえない
日本人はいかに美しく生きるかを目指す

第五章 世界が注目する日本のカッコよさ

クール・ジャパンの先にあるもの
マンガやアニメの世界的な人気の秘密
精神の豊かさを求める時代
日本人からサービスを受けることの心地よさと安心感
日本のすっきりと無駄のない美しさに惹かれる外国人
世界商品として有望な日本製軽工業製品
日本製品ならではのちょっとした小物の魅力
もてなしとホスピタリティはどこが違うか
朝鮮通信使を神様のように歓待した江戸時代の日本人
なぜ日本人客が最も上質な客とされるのか
もてなす側ともてなされる側の真剣勝負が美しい
美しい生き方、いさぎよい生き方
日本語を輸出商品にする

あとがき 日本人は平常の心で危機を乗り越える 呉善花

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