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中国崩壊で日本はこうなる

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  • 著者:加藤秀視
  • 出版社:宮崎正弘/大竹愼一
  • ISBN:9784198639006
  • 発売日:2015年1月27日
  • 1400円(税別)

<内容>


2015年度の最大注目は中国経済の動向。今の中国は死に体にカンフル注射の状態でいつ崩壊してもおかしくない。そこで日本屈指のチャイナウォッチャー宮崎正弘とファンドマネジャー大竹愼一が中国崩壊を視野に今後の日本人の対応を激しく議論。

宮崎「世界や日本のマーケットは既に中国崩壊を織り込み済み。損害を被るのは中国に深入りした企業だけ」
大竹「株は心理戦争。中国経済の混乱は日経平均4000円まで下落する」

<目次>


はじめに構成者 加藤鉱

第一章「香港動乱」幕引き劇の舞台裏
メディアが誤解する香港と台湾の違い
雨傘革命の主役は香港の新人類
デモの巧みな演出を指導したアメリカの広告代理店
習近平の弱さを見透かしていた香港人
予想だにしなかった香港ドルと人民元の価値の逆転
人民元を信用しない中国人が殺到する店
バンクーバーで対立する香港人と中国人
香港の真の値打ちは金融ビジネスに関するソフトの集積にある
共産党独裁政権と香港の距離感
自営段に交じっていた香港マフィア
村上春樹が中国の若者に受ける理由
加藤鉱の視点

第二章世界中の鼻ツマミもの中国人のあきれた行状
カネの切れ目は移民の切れ目
世界中のチャイナタウンで頻発する揉め事
紆余曲折の末に池袋に住み着いた新移民中国人
軍事力劣性のベトナムが起こした反中暴動
ASEANのなかでの孤立を自覚し始めた中国
外資企業の撤退続出でようやく反省
中国と蜜月関係にあるドイツの愚
加藤鉱の視点

第三章 中国崩壊で日本はどれだけ損をするか
電力消費とパラレルの関係にある中国のGDP
アメリカの利上げと中国経済の崩壊が重なる
2008年の北京五輪直後に始まっていた不動産価格暴落
打ち続けられたカンフル注射
都市化プロジェクトの失敗が生んだ1億1000万戸の空室
日経平均4000円?いや2万まで行く
実体が不明な中国国債の売れ行き
260兆円が紙切れとなるハイリスク金融商品
工業化の手順を間違えた中国
地方の鈍行列車に乗れば消費の弱さを実感できる
緑の革命を経て工業化に成功したASEAN
進まぬ三農問題の解決
大卒の65%以上が職に就けない現実
反日暴動以来、日本車の販売は落ち込んでいる
国際的な競争力を持つ国産車は皆無
トルコのエルドアン首相を車内に閉じこめた中国製新幹線
加藤鉱の視点

第四章 古くて新しい中国が抱える大問題
主要な産油地を欧米メジャーに押さえられてしまった中国
移送経費がかかりすぎる天然ガス
風力発電、太陽光発電の奨励金に群がった中国人
中国では最低5000万人の農民が土地を失った
農民一揆に対するノウハウをものにした中国共産党
習近平が瀋陽軍区の幹部を総入れ替えした理由
大連市長時代に荒稼ぎした薄煕来
権力闘争の産物でしかなかった薄煕来裁判
これ以上は強くならない毛沢東派の動き
無神論の共産党に指導される中国のキリスト教徒
中国にとり脅威となるイスラム国の存在
不審だらけの通貨人民元
ドル通貨体制のもとにわが身を置き続けることを決めた中国
中国主導の国際銀行の資本金がドル建てという大矛盾
貨幣論の本質がわからない中国
1993年に朱鎔基が断行した通貨改革
加藤鉱の視点

第五章 中国の仕打ちにまだ懲りない日本企業
資金面と産業振興で中国に尽くしてきた日本
理不尽なクレームにノーと言えなかった日本勢
台湾企業の中国誘致に使ったビザ不要作戦
中国撤退にも国柄が反映する
選別される日本企業
外資企業が震撼する中国の恣意的な独禁法運用
加藤鉱の視点

第六章 中国が戦争を仕掛ける"対戦相手国"
標的にされかねない韓国
家来である北朝鮮が核兵器を持ったことが許せない
北朝鮮のレアアース開発に失敗した中国
建国以来中国軍はずっと張子の虎
戦うなら中国はいちばん弱い相手を選ぶ
台湾人は中国が大嫌い
台湾侵略の可能性はゼロではない
本当の「革命」の意味
加藤鉱の視点

第七章 ロシアと朝鮮半島でいま何が起きているのか?
ウクライナ問題で最大のジレンマを抱えるドイツ
サウジアラビアが原油価格を下げた思惑
親密にみえるが互いに不信感をぬぐえない中露
メルケルとプーチンが画策するウクライナ分割
闇ドル屋と両替屋が急減したロシア
北京に一度も赴かない不届きな金正恩
北朝鮮の安定が中国の国益となる
中国のことを大国と呼ぶ韓国人特有のメンタリティ
NY上場で準国有企業となったアリババ
加藤鉱の視点

第八章 自壊が始まった戦後レジームと日米関係
南京大虐殺をでっちあげたのはアメリカ
それでもアメリカの親日化は進んでいる
野村證券の朝礼で株価が決まっていた時代があった
アメリカにとり四大悪人の一人になった安倍晋三
戦後レジームからの脱却の意味
黒田の異次元緩和で経済主権をかすかに回復した日本
日本が戦後のドル基軸通貨体制を守ってきた
リーダーシップの欠如が招いた日本の輸出産業の敗退
繊維産業は開発途上国への順送りすべき産業
愚かな日銀が円の独歩高を招いた
ウォール街を喜ばせた黒田日銀のマネーサプライ拡大
政府紙幣の発行が需要喚起のトリガーとなる
無制限の国債購入は実質的に政府紙幣を発行しているに等しい
マイナス金利の国債まで買い始めた日銀
日銀には量的緩和の出口戦略などないのは明白
仮に日銀が日本国債のすべてを買い取ったらどうなるのか?
アメリカの金融界に見当たらないユダヤ教徒
曖昧模糊としたユダヤの金融覇権戦略
ロシア、想定外の経済苦境だが西側へ衝撃的な対抗策を発表
加藤鉱の視点

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