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ブレないトランプが世界恐慌を巻き起こす

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ブレないトランプが世界恐慌を巻き起こす
  • 著者:大竹愼一
  • 出版社:李白社/徳間書店
  • ISBN:9784198647100
  • 発売日:2018年10月20日
  • 1600円(税別)

<内容>

今回の米中貿易戦争は単なる通商分野におけるバトルではない。これまで米国は最先端技術を中国に盗まれ続けていた。これ以上看過するならば中国にトップランナーの地位から引きずり降ろされかねない。最先端技術における競争の確保、機密情報の流失阻止は米国の「国家戦略の根幹」を担うものである。従って今回の米国は徹底的に中国を叩き長期化することもいとわない・・・。この他前回すべての銘柄が高騰した袋綴じ企画も併せて掲載する。

<目次>

序章長期化する米中貿易戦争
前哨戦となったZTE事件
明らかにアメリカの国家戦略が変わった
トヨタとGM・フォードとの違い
グローバリゼーションは本当に正しいのか?
太平洋戦争前の日本の立場にいる中国
いよいよ落日のときを迎えるブルマーケット
ブラックマンデーの年と酷似する今年の空気
トルコショックを嗤えない日本

第1章 マーケットのシグナルを見逃すな
物価上昇圧力を抑えるネット通販業の快進撃
アマゾンのベゾスが追い求める小売業
かつてのオイルショックのような事態には陥らないアメリカ
賃金上昇にブレーキをかけてきた労働人口の高齢化
2月初旬のNYダウ暴落の要因は"油断"
まもなく終わる長期金利の定価
ウォール街の奴隷だったイエレン前FRB議長
ブラックマンデーの教訓
過大評価しているAIにふり回される日本人
1日で解放に追い込まれたVIX指数空売りファンド
M&Aの活発化は株式市場ピークアウトのサイン
ろくなことが起きないテクノロジー企業のIPO増加
金利の動向こそが株式価値を左右する
ビットコインの出身は支払手段

第2章 ブレないトランプの恐ろしさ
米株価の史上最高値を塗り替える決め手となったトランプ減税
財政赤字拡大と金融緩和の同時進行という矛盾
ゼロ金利の円がドルよりも強い理由
減税と関税強化をセットとして捉えているトランプ
保護主義が強まる世界のなかで日本がすべきこと
トランプの最終ターゲットは自動車
第2プラザ会議の開催を狙うトランプ
2018年中間選挙で共和党惨敗はあり得ない
自社株の買戻しを行なう企業のメリット
リーマン・ショック時の1.5倍まで膨らむサブプライム自動車ローン
新興国のスプロール現象にブレーキがかかったときが怖い

第3章 ウォール街の総意
自己勘定取引の制限解除を待ち望むウォール街
葬り去られようとしているドット・フランク法
テクノロジーセクターに対する規制
いぶし銀の銘柄を探し出す
重視すべきはROEよりもROA
資本の論理の本質
高速道路を逆走する安倍晋三の姿に重なるAT&T

第4章 どう考えても不景気になる日本
年末からの円ドル相場を読む
利上げしてもマネーサプライは増やしたままのアメリカ
減収減益の続出は必至の円安銘柄
異変が起き始めている在庫循環
製造業にとりマイナス要因となるコモディティ価格の上昇
高すぎる日本の企業経営者の報酬
日本の主婦に見破られた企業のステルス値上げ
首都圏マンションを爆買いした中国勢が売り走っている理由
早くも息切れが顕著化してきた東京五輪建設景気
アメリカ・台湾の半導体メーカーの風を感じる力

第5章 脱デフレもアベノミクスも幻想にすぎない
完全にウインブルドン現象になっていた昨年後半の日本株市場
日銀の末路と日本人のメンタリティ
日本にクライシスを呼び込む来年10月の消費増税
財務省の「家計の論理」に刷り込まれている日本国民
輸出型企業が抱く幻想
固定観念に縛られている安倍首相
ネットで囲い込みをはかるアメリカの優良中小企業
脱デフレは生産者側の都合でしかない

第6章 投資の鉄則
アップルやテスラの扱いをどうするのか
世界のどこかでトラブルを抱えている石油メジャー4
相場の先行指標となる銅とコーヒー
「銅関連」投資にもさまざまな形がある
総合商社だから信用できない海外の資源開発プロジェクト
警戒すべきインドネシアへの投資案件
利益でアップルを上回ったスイス中央銀行
マーケットの小鬼たちが考えていること

第7章 「ドイツ」VS「その他の国」になった欧州
東欧諸国がドイツにすり寄る理由
進む東欧諸国の右傾化
ポスト・シティに本命なし
ユーロに統一で消滅した銀行の為替手数料ビジネス
ユーロ離脱でいまよりはるかに幸せになれるドイツ以外の国々
中独の蜜月関係を考察する
親中ドイツの裏側に潜む遠交近攻戦略
カタルーニャもベルギーも沖縄も独立せよ
ベーシック・インカムに対する考察

第8章 中国 滅びの方程式
40年近く変わらない中国の失業率の怪
中国は本当に世界第2位の経済大国なのかという疑念
賄賂の受け渡しがストップしたことで停滞する経済
欧米マーケットが見せる中国ビジネスに突っ込みすぎた反動
少子高齢化の元凶となった一人っ子政策
テンセントやアリババを通して個人情報を吸い上げる中国当局
中国では社会的に信用の低い人は飛行機に乗れない
完全監視社会を目指す中国の現実
習近平が踏襲した中国「滅びの方程式」
中華民族の偉大さを貶めている習近平
まともな借り手があらわれないAIIB
中国の沈没には時間がかかる

付録大竹愼一の不況に強い日米推奨銘柄5選

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